天草の宝島

 

ブログを更新しようと思いながらも時間がとれずに久しぶりの投稿になりました。

天草サンタカミングホテルのリニューアル工事で客室の漆喰壁の依頼を頂きまして、先月は天草のほうに行っておりました。

 

 

漆喰は天然素材なので漆喰を壁に塗る時の気温や湿度などによって漆喰を練る時の水の量、スサの量などを調節しなければならないのですが今回は客室内壁というととで、雪が降ったりしましたが比較的スムーズに仕事ができました。

気温が高い時や風当たりが強い場所は早く乾くので水を多く調合します。

また気温が低い時や湿度が高い時は水の量を少なく調合したりと壁の表情を見ながら仕上がりを予測します。

 

 

 

柱の角や壁の凹凸などは職人の持っている技術の見せどころです。

均一の厚みで丁寧に仕上げます。

漆喰は生き物なので時間が経つに連れ状態が変化します。

いかに短い時間で正確さを失わずに仕上げるか、という事も重要になってきます。

 

 

今週は天草カミングアウトホテルのオープンという事で、代表が2週間程前から仕事の合間や休日に制作していた土灯りを寄贈しに行こうと計画しています。

今回の土灯りは、オーナー様の意向でホテル室内の漆喰壁を白で統一しているので、それに合わせ白を基調にしたものとなってます。

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まだ最後の仕上げなどありますが、ホテル室内の施工などと一緒に後日、改めて写真をアップさせて頂きます。